アナログレコードの復活!


アナログレコードの生産枚数は10年間で10倍に。


日本レコード協会の統計によると、2009年には10万枚ほどにまで減少していたアナログレコードの生産枚数が、2017年には約10倍の106万枚を超えたそうです。

 

豊かで暖かい音質や好きな音楽をジャケットと共に所有する喜びが、広い世代に支持されるようになってきたということでしょうか。

 

新譜をLPレコードで出すミュージシャンが増え、懐かしい往年の名盤も復刻されるようになってきました。また、2018年の初めにはソニー・ミュージック・エンタテインメントが約29年ぶりにレコードの生産を開始しました。

 

ウォークマンやiPodの登場で、音楽を気軽に持ち歩けるようになった便利さと引き換えに失われた、アナログレコードの世界が復活しつつあります。


「Wish You Were Here」 PINK FLOYD

「炎~あなたがここにいてほしい」は、名盤「狂気」に続くピンク・フロイドの代表作のひとつです。ジャケットのアートワークは前作と同じくヒプノシスが担当しました。

 

リチャード・ライトの浮遊感のあるキーボードに続いて入るデヴィッド・ギルモアの繊細なギターが美しい「Shine On You Crazy Diamond (クレイジー・ダイアモンド)」で彼らの世界に引き込まれます。アルバムを通してじっくり楽しみたい作品で、心に染みるタイトル曲は感動的です。




「RECORD STORE DAY」と「レコードの日」


毎年4月の第3土曜日は「RECORD STORE DAY」。

 

2008年にレコードや音楽の楽しさを共有する祭典としてアメリカで始まりました。ポール・マッカートニーなどの呼びかけもあって世界各国へ広がり、若者がアナログレコードに興味を持つきっかけになったそうです。

 

日本では音楽パッケージを製造する会社の有志が集まって始めたイベント「レコードの日」が、2018年の11月3日で4年目を迎えるとのこと。2018年は第一弾発表の段階で既に115タイトルのリリースが決定しています。

 

ヘッドフォンで音楽を聴く世代の人たちがアナログの音を耳にして新鮮な驚きを味わい、ジャケットのアートワークにも興味を持つようになれば、これからさらに多くのアナログレコードが世に出ることになりそうです。


「Houses of the Holy」 LED ZEPPELIN

鮮烈な色使いが印象的なレッド・ツェッペリンの「聖なる館」のジャケットもヒプノシスの作品です。大ヒットした前作「レッド・ツェッペリン IV」に比べるとややハードロック色は抑え気味ですが、彼らの多彩な音楽性が現れたアルバムとなりました。

 

攻撃的なギターのリフで始まるオープニングの「The Song Remains the Same(永遠の詩)」は豪快なスケール感もあり、ツェッペリンらしい格好いい曲です。



「BOHEMIAN RHAPSODY」 The Original Soundtrack

往年のクイーン・ファンだけでなく、若い世代まで巻き込んで大ヒットした映画「ボヘミアン・ラプソディ」のサウンドトラック盤。

 

主人公のフレディ・マーキュリー役を熱演したラミ・マレックは、見事アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。各地の映画館で大音量で楽しむ爆音上映や、応援上映も話題になりました。ブライアン・メイのギターによる20世紀フォックスのテーマで始まって、ライブ・エイドでの演奏も楽しめます。



ION Audio (アイオン・オーディオ)Max LP レコードプレーヤー USB端子 スピーカー内蔵

手軽なオールインワン・レコードプレーヤー

オーディオの世界は、良い音を求めようとするとお金がいくらあっても足りません。幸い最近はこれ1台あればアナログレコードが楽しめるというプレーヤーが発売されています。場所も取らないしヘッドフォンに繋いだり、パソコンにアナログレコードの音を取り込むこともできます。



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